ゴードンこーひー

「実は日本人はカフェインに強いらしい」
というのも、アメリカのコーヒー文化を見ていて日本の市場に比べて明らかにデカフェ(カフェインを取り除いた商品)の文化が定着している事が不思議でならなかったのですが、先日面白い情報を小耳にはさんだのが上記のこと。

日本人(アジア圏)が強いというより、欧米はカフェイン耐性が弱いらしいです。
諸説あるようですが、アジア圏では昔からお茶を飲む習慣があったからともいわれています。いやいや、イギリスでは紅茶文化「アフタヌーンティ」があるではないか!っと思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、紅茶がヨーロッパで飲まれるようになったのも17世紀後半、イギリスのアフタヌーンティの文化が広まったのは19世紀中ごろ。中国では紀元前から飲まれていたようなので、アジアでのお茶との関わりは圧倒的に長いことがわかります。

コーヒーが普及するのも17世紀(江戸時代初期ごろ)のようなので、それまでカフェインを口にしていなかった欧米に関しては耐性がないことも納得できます。

耐性が弱いということは、「効果はバツグンだ!!」ということで、きっとエスプレッソをぐっと飲みほした時なんかはシャキッとするんでしょうね。イタリアのバール文化も納得です。
しかし、仕事中にスタバのグランデサイズなんかを置いて常に飲んで、レシートもって百円引きでおかわりなんてした日には、過剰摂取になり、急性カフェイン中毒になることも考えられます。そんなこんなで、デカフェを間にはさんだりしてカフェインの量を意図的にコントロールするようです。(デカフェをブレンドした低カフェインの商品なんかもあるようです。日本では見ないですね。)

その結果、日本にはあまり美味しいデカフェのコーヒーをみかけない!
ということになるのかもしれません。

そしてゴードンこーひーの新しくなったデカフェの話へと続くのですが。。。つづく