ゴードンこーひー

前回の投稿で欧米人はカフェインに弱い、それゆえにデカフェ文化が広がった。(反対に耐性をもつアジア圏はデカフェ文化に疎い)ということを書きました。
勉強のためにアメリカバークリーに本拠地を構えるピーツコーヒーの豆を何種類か飲む機会がありました。
どの豆も少し深めの焙煎が多いようでしたが、ただ焦がしただけの不快な苦みやイガイガした後味は皆無!とってもきれいに焙煎されており、理想的な深煎りの一例だと感じました。スター〇ックスや〇リーズのコーヒーと比べるとその味わいにの違いに気が付くことも多くあり、クラフトマンシップを感じました。
豆売りの単位が1ポンド(約453g)であることも、さることながら、デカフェの種類も4〜5種と、とっても豊富。インポーターの方の話だとデカフェにする豆も選定して自社で販売する量を加工してもらっているとのことでした。それゆえに新鮮で品質の良いデカフェを提供できているのだと思います。たくさん飲まれるゆえに良い商品を提供できる好例ですね。もちろん味わいもとっても魅力的でした!

さて日本ではどうかといいますと、市場に出回るデカフェの素材は回転が悪いことや、良い素材は加工せずにそのまま使う傾向にあるので、風味的にも鮮度的にも良いとは言えないものが多いように思います。そんな中、パートナーのインポーターが自社の素材を国内で加工してもらうという!すべての問題を解決してくれるデカフェを作ってくださいました!!
素材良し、鮮度良し、しかも超臨界二酸化炭素抽出法!!!(安全でコーヒーの風味がしっかりと残るカフェインの取り除き方です。詳しくはググってみてください)

完璧と思われたこの究極の素材ですが、国内加工ということも相まって価格がかわいくありません、、、

いままでのゴードンこーひーのデカフェに親しんでいただいていたお客さんに、いくら素材が良くなったからと価格が極端に上がっては生活にフィットしません。そこで、スイスウォーター(CO2抽出法よりも一般的で安全な方式)というカフェイン除去方法の良質なものをブレンドすることで価格を据え置きました。

味わいは、以前のデカフェコロンビアよりも圧倒的にクリーン!後味の良さが際立ちます。マウスフィールも甘さも心地よく、知らずに出せれたらカフェインレスコーヒーだと本当に気が付かないくらいだと思います!

新生「デカフェコロンビア」お楽しみいただけましたら幸いです♪