ゴードンこーひー

初登場のパナマです!
最近はパナマのゲイシャ種が話題になることが多く、はじけるようような爽やかさや香りばかりに目が行きがちですが、本来のパナマの魅力は柔らかな甘さからくる親しみやすさではないかと思います。

今回紹介するパナマアルコイリス農園はパナマの魅力を体現するかのような親しみやすい甘さと柔らかな口当たり、フローラル系の香りも楽しんでいただけます。

栽培地: ボケテ地区 チリキ

農園面積:84ha

農園主: ミレヤ・モスコソ女史

(パナマ初の女性大統領(1999〜2004年在任))

品種: カツアイ種、カツーラ種

標高: 1100〜1525m

土壌: 肥沃な火山灰

収穫時期: 1月から3月

生産処理: 水洗方式(FW)、天日乾燥

アルコイリス農園は品評会でも上位を占めるボケテ地区にあります。農園は別名レインボー農園と呼ばれるほどに、夏には幾重もの虹が架かる多雨な環境にあります。現在の農園主は、ミレヤ・モスコソ女史で、1999〜2004年までパナマ初の女性大統領として活躍されました。モスコソさんの夫であるアルヌルフォ・アリアス氏(この方も三度大統領に選出された方です)がこの土地を非常に気に入り、1951年にアルコイリス農園を設立しました。農園では、開園当時から今でも、現地の先住民であるンガベ族の人々が高品質コーヒーの生産を担っています。アルコイリス農園のコーヒーには、生産を担ってくれているンガベ族への感謝の意を込めて、ンガベ族に伝わる伝説上の王女である『プリンセス・ファンカ』の名前を冠しています。