ときかれることがあります。
コーヒーの甘さは何なのか？そんな難しい話は置いといて（実際にコーヒーの何の成分を人が甘さと感じているかはよくわかっていないそうです。）僕はコーヒー甘さは二通りに分けると好みのコーヒーに出会いやすいのではないかと思います。
一つ目「フルーティな甘さ」
コーヒーは赤い果実からとることができ、良く熟したコーヒーを丁寧に選別して処理したコーヒーには、爽やかな甘さを感じることができます。それは様々な感覚、フレーバーだったり、上質な酸味が合わさることで感じることのできる複合的な感覚です。主にあまり深煎りでないコーヒーに当てはまりやすいでしょうか。
２つ目「焙煎由来の甘さ」
焙煎という工程を経ることでメイラード反応やカラメル化等、様々な化学反応が起こることによって、生じる香りや成分に伴い感じる甘さ。こちらは、ある程度深煎りにしたコーヒーにあてはまると思います。
コーヒーの仕上げの温度を高くしたり、焙煎時間を長くすると、フルーティな印象よりもディープフライフレーバーやカラメルソースのような印象が強くなってくると思います。
しかし、どちらの甘さも砂糖のような甘さとは異なり繊細なものなので、酸味が強かったり、焦げた苦みが出てくると、バランスが崩れて甘さを感じにくくなると思います。
ゴードンこーひーでは焦がさない良質な焼き目の「深煎り」、酸味が強く前に出ず、甘さを引き立てるような酸味のバランスの「浅煎り」の焙煎のバランスに仕上げています。
コーヒーを選ぶ時の参考にしていただけたら幸いです。
ゴードンこーひー
河渡太一
