もともと”食べる”こと”飲む”ことが大好きなわたくしゴードンは、大学時代から
仲間とあーでもないこーでもないと料理とお酒の相性を考えたり、コーヒーの
勉強の為にと飲みだしたワインにドハマリし、フレンチビストロに勤務してワ
イン漬けの毎日を送ったり…
東に美味しいパン屋あれば、行ってバケットにかぶりつき、
西に美味しいケーキ屋あれば、一人なのに買いすぎる。
自己投資と言い聞かせた数々の経験のなかで、主観的な好み(”好き”や”嫌い”。
更に言えば”美味しい”、”不味い”)は別として上質な食品には、”濁りのないき
れいな味わい”と”後を引く余韻の心地よさ”が共通していると感じました。
ゴードンこーひーはその味わいをコーヒーで表現するべく、酸味のある浅煎り
のコーヒーでも、コクを感じる深煎のコーヒーでも、不快な味がなく、口当た
りまろやかで冷めても濁らない”きれいな味わい”と、飲んだあとにのこる”心地
よい余韻”を大切にしたいと考えています。
そのためにゴードンこーひーでは2つのことにこだわります。
選択の基準は大前提としてクリーンな味わいであること。そして、自分のコー
ヒーを選んでくださるお客様の好みをイメージすること。なにもオークション
で上位入賞している豆が全ての人の好みにあっているとは限らないのです。
(もちろんそのようなコーヒー豆は、農家さんの並々ならぬ努力の結晶であ
り、個性的で価値あるものであることは疑いのないことです。)
そして、お客様のライフスタイルをイメージします。毎日家族で何杯も飲むコ
ーヒーや、オフィスの普段使いに気兼ねなく使用できるコーヒー、ほっと一息
つくときを共にするちょっと贅沢なコーヒー。それぞれの用途に適したライン
ナップをとりそろえます。
焙煎作業はとてもデリケートな作業で、1℃の温度や数秒の違いでも味わいの
印象は変わり、季節の違いにも左右されます。そんな中で、安定した味わいを
作るために蓄熱性に優れたドイツ製の焙煎機(まるで機関車のような重厚感)
を使用します。
そして温度と時間のデータを細かく取り、五感を研ぎ澄ますことで素材の持ち
味を活かしたクリーンな味わいを作り出します。
円やかでクリーンな味わいのコーヒーは、ワイン会に持っていっても好評です
し、”コーヒーは苦くて”、”普段は紅茶がおおくて”、そうおっしゃるコーヒーが
苦手と思われていた方にも「これなら飲める!」といっていただけることも多
いです。上質なコーヒーの魅力をより多くの方々に知ってもらえるように努力
してまいります。
偉そうなことを書いてしまいましたが、飲んでくれたお客様が”美味しい”と笑
顔になるようにお手伝い出来たら幸いです。ご意見ご感想もお気軽にお聞かせ
ください。(info@godoncoffee.com)
GodonCoffee
河渡 太一